『異国情緒満載の水上マーケット』
バンコク近郊に、
よく知られている水上マーケットは３ヶ所
（ワットサイ、タリンチャン、ダムノン・サドゥアク）ありますが、
その中で最も観光客に有名なのは、
ダムヌン・サドゥアック水上マーケットです。
１５０年ほど前のラーマ４世時代に作られた運河に
１００以上の舟が運河を埋め、とても活気がある水上マーケットです。
タイ政府が、観光客の誘致と文化保護の観点から再開発しました｡
バンコクから西南西に８０kmほど離れたラーチャブリーという所にあります。
確かに完全に観光地化してしまっていますが、
昔の雰囲気や伝統も垣間見えて、体験する価値はあります。
野菜・果物から服・帽子・生活用品・お土産に至るまで、
実に様々な物が売られています。
最も賑わうのは朝の７時から９時の間です。
よってバンコクからは早起きをして見に行かなければならないですが、
充実した午前中を過ごせると思います！
水上マーケットで、船に乗ってマーケットを味わうなら、
チャーター船と交渉します。（ツアーで乗船付きの方以外）
交渉を開始すると、最初はどこもふっかけてきます。
１時間３００〜５００バーツをめどに交渉して下さい。
市場の外には、昔から続く飾らない川辺の生活を見れます。
洗濯したり、身体を洗ったり、子供が水遊びしてたり。
それらを見るとこの運河が大切な生活の場になっているのを感じます。
市場は、多くの観光客船と商売船で、船の大渋滞も起きます。
特に青果市場（トム・ケン・マーケット）は大賑わいです。
すれすれで行き違いますので
船の端を持つ時は指を挟まれないように十分注意して下さい。
市場で買い物をする時は、必ず値段交渉をして下さい。
腕の見せ所です！ただ観光地のためおみやげ物は、
どうしても値段は高めです。
ダムヌン・サドゥアク市場の営業時間は早朝から１４時までですが、
最も賑わうのは朝です。休日はありません。
行き方は３つです。
一つ目はタクシー。
市内から１時間３０分ほどです。人数がいれば、
一人あたりそれほど高くなる事はありません。
２つ目はバスです。
南バスターミナルから７８番系統で行きます。
直接水上マーケットの船着き場まで行ってくれるバスもあるので、
運転手に聞いてみて下さい。６時〜２１時の間に４０分間隔で出ています。
エアコンバスは５０バーツほど、エアコンなしは３０バーツです。
所要時間は２時間程です。バンコクを出れば、車窓には古き良き景色が広がり、
ローカルなバスの旅が味わえます。
上記は、個人で行く方法ですが、朝５時にはホテルを出るのがベストですし、
多少のタイ語も必要だと思うので、なかなか大変だと思います。
そこで、多くの方はツアーを使うと思います。
ツアーは、日系旅行会社や現地旅行会社が、数多く主催しています。
現地会社が４００バーツ〜、日系が８００バーツ〜です。
言語の差あれ、どちらも内容的には大差がありません。
しかし、何がツアー代に含まれているかをちゃんと確認して、
納得して申し込んで下さい。
現地で船に乗るために別料金を払うツアーもあります。
