バンコクと各地方都市を結ぶ鉄道。日本では移動手段の最上級に位置しますが、
ここタイでは、その地位はめっぽう低いです・・・
理由として、鉄道網が未発達・時間がかかる・よく遅れる、などが挙げられます。
ですが、少々不便だからこそ、そこにしか感じられない旅情があると思うのです。
とりわけ鉄道の旅というのは、なぜか引きつけられるものがありますよね。
ほとんどの鉄道は、フアランポーン駅を発着します。
ルートは大きく分けて、
北線(バンコク〜チェンマイ)
東北線(バンコク〜ノンカーイ・ウボン)
東線(バンコク〜カンボジア国境)
南線(バンコク〜ハジャイ、その後分岐)があります。
切符の種類は大別すると、個室の1等、クッション席の2等、クッション無し3等に分けられます。
乗る列車により、多少仕様が変わります。寝台列車についてですが、
1等は2人部屋の個室、2等はエアコン付きエアコンなしを選べ、ベットも上段下段を選びます。
3等は夜通し、木の横長椅子です・・・慣れてない日本人には、拷問に近いです!!
鉄道の種類は、特急から各駅停車まで多くの種類があります。自分の予算と時間に合ったチケットを買えます。
チケットは、駅の窓口で買えます。行きたい街の名前・日時・人数を紙に書いて渡せば、
難なくチケットは買えますよ。1・2等は予約が出来ますが、3等は当日駅に行って買います。
私は、外国で乗る鉄道って大好きです!乗ってみたいけど、長旅は・・・って方には、
鉄道を使っての半日トリップなんていかがでしょう?適当に近場の駅を決め、
そこへ3等車に乗って行く。も〜旅情たっぷりですよ!!車中で現地の方々に混じって
身振り手振りで会話してみたり、果物なんかもらっちゃったり、子供達とじゃれてみたり。
着いた駅で、戻りの電車の時間を調べたら、駅の周りを散策!!言葉が多少通じなくたって!
活気ある市場を覗いたり、道や公園で全力でボーッとしてみたり。
異国を心おきなく感じられるでしょう。
首都バンコクから、ちょっと郊外に出れば、すぐノンビリした田舎の風景に出会えます。
タイ人の温かさ、ハニカミ笑顔をますます感じられるのではないでしょうか?
観光地巡りが終わった方、そんな旅はいかがでしょう?
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