タイのバレンタイン
所変われば、バレンタイン・デーの過ごし方(やり方)も変わるというもの。
タイは、国民のほとんどが仏教徒ですが、年を追うごとにバレンタイン・デーを、
楽しむようになってきています。タイの若者には、すっかり定着した感があります。
タイでは、日本とは逆に、男性が女性に物を贈ります。
花輪は、お供え物や祝賀行事・冠婚葬祭に使われます。
街中やデパートでは、バラを売る屋台が沢山出ます。チョコだったら、
もらったり贈ったりする時にカバンに隠せますが、バラだとそうはいかないですよね?
街中でバラ持ってる男の子はちょっと恥ずかしそうですし、もらえなかった女性は・・・
一見して分かってしまうので、残酷と言えば残酷ですよね?
ちなみに、日本には 『 義理チョコ 』 の習慣がありますが、
タイには 『 義理バラ 』 の習慣はありません。
そしてお返しをする『ホワイトデー』もありません。
よって相思相愛のカップルは、バレンタイン・デー当日にモノを贈り合います。
そしてこの日に大忙しなのは、お役所と警察です。
お役所は、婚姻届を提出するラッシュ日になるので、その処理のために忙しくなります。
警察は、若者の行動を監視するために、市内の巡回を強化するからです。と言うのも、
この日を狙って未成年の性行為が多発するためです。性犯罪に発展してしまう事もあり、
警察はそれを未然に防ぐため監視の目を光らせます。ある調査によると、
この日に若者の4分の1もが行うとの事です。
他の先進国と同様、タイでも若者の性の低年齢化が問題となっています。
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