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PADと一連の政治混乱 平和が一番!!!

元首相タクシン氏がクーデターで失脚する前後から、新聞等メディアを
賑わすPADと言う組織。正式名称は『民主主義のための市民同盟』です。
反対派の実業家・ソンティ氏(元はタクシン氏の信奉者でした)が、
2005年に設立した反タクシン元首相派団体です。
その後、大規模デモで政府機能を麻ひ状態にし、2006年9月に
クーデターを起こしました。

 2007年末の総選挙で再びタクシン派が政権復帰したことから活動を
再開して、翌年に首相府を占拠しました。両派が対立する中、
武力衝突が起き多数の死傷者が出ました。その死者の葬式を
王妃が主宰したため、王室はPADを擁護しているとの考えが広がります。
PADに担がれた、野党のアピシット氏が今の首相に就任しました。
バンコクの空港を占拠したのはPADで、未だに裁判に掛けられずに、
掛けられても無罪になるとの意見が大勢で、二重基準だと内外に不満が
あります(タクシン派は、悉く有罪となり公民権などを剥奪されています)。

PADは、即得権益を持つ権力層とソンティ氏ら実業家がまとめ上げ、
国営企業や王室擁護の市民が支えています。シンボルカラーは、黄色。
反対に、タクシン派は、赤。対立を単純化すると、都市民は反タクシン
・東北部などの農民はタクシン派という形になります。

いつになったら、またどうしたら国民対立が収まるのでしょうか・・・?
双方とも、あの手この手で攻撃し合っています。
早く正常化して欲しい物ですね。


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