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『曜日と仏像』曜日毎にある色と仏像

曜日と仏像

タイでは、曜日別に色や仏像が決まっています。
そのため、自分が生まれた曜日の色を身に付けたり、
お参りの時には自分の曜日の仏像に拝んだりします。
だから、タイ人のほとんどは自分が何曜日生まれか知ってますので、
試しに聞いてみても面白いですね〜 日本では見かけませんが、
タイでは曜日ごとに運勢を占ったりもしてるんですよ。
みなさんも自分の生まれた曜日を調べて、自分の仏像に拝んでみたら、
タイ人からも一目置かれるかも!?

曜日ごとに違う仏像は,バラモン教の占星術に基づいていると
云われています。全部で9人の神様がいるんですが、
8体が曜日ごとの仏像(水曜日は昼・夜の2体)で、
もう1体が日々の仏像となっています。
では、その曜日ごとの仏像を紹介したいと思います。

日々の仏像


日々の仏像

日曜日の仏像(パーンタッワーイネッ)

赤(守護色)・北東(守護方角)

仏像の姿は、お腹の上に両手を組み、両目を見開き菩提樹を見つめています。

<姿の意味>
仏陀が神聖な木の下に座って、一週間の瞑想を行いました。
その瞑想が終わり、今座禅を組んでいた場所を北東に見て、
さらに一週間の修行を続けました。その時の姿を現しています。


日曜日の仏像(パーンタッワーイネッ)



月曜日の仏像(パーンハームヤート)

黄色(守護色)・東(守護方角)

仏像の姿は、左腕を真下に降ろして、右腕は胸の辺りに持って行き、
手のひらを外側に向け立っています。

<姿の意味>
水不足と日照りから、仏陀のご両親をはじめ親戚縁者がけんかを
起こしました。その時に、この姿で皆の前に現れ、喧嘩は
してはいけないと説きました。その事から、この姿は飢餓と日照りを抑制し、
みんなをなだめる意味を持ちます。


月曜日の仏像(パーンハームヤート)



火曜日の仏像(パーンサイヤート)

桃色(守護色)・南東(守護方角)

仏像の姿は、寝釈迦です。右手を枕に乗せて、左手は腰の辺りまで伸ばし、
目を閉じています。

<姿の意味>
この姿は、涅槃の境地に達して、悟りを開いたことを意味するものです。
仏陀が亡くなった時、その死ぬ直前の姿がこの格好だったそうです。


火曜日の仏像(パーンサイヤート)



水曜日の仏像(水曜日だけは昼と夜の2つの姿があります。
ちなみに境目は18時前後と云われています)

昼の仏像(パーンウンバッ)

緑(守護色)・南(守護方角)

仏像は、お布施の入れ物を両手で抱え、背筋をピンッと
伸ばしている立ち姿です。その姿は、お坊さんが朝お布施に出る姿です。

<姿の意味>
仏陀のお布施に歩く姿を見て、誰もが気持ちが和み、良い気分になりました。
そのため、仏陀を自宅へ招きお布施をし、言葉を受けたと云われています。


昼の仏像(パーンウンバッ)



夜の仏像(パーンパレーライ)

黒(守護色)・北西(守護方角)

仏像の姿は、石の上に座って、両足を下げています。
右手は右足の上に置き、手のひらを外側に向け、左手は、
左足の上に置いた姿。

<姿の意味>
   些細なもめ事でケンカが起こり、村が半分に割れてしまいました。
仏陀が教えを説くにも住民は聞く耳持たず。落ち込んだ仏陀は、
山へ籠もって1人の時間を過ごすようになります。
そこに象と猿がいて、仏陀の話を良く聞いてくれました。
その事で仏陀は、次第に心が落ち着いたと云われています。
しかし、何故に水曜だけ2体あるのかは、私にも分かりません・・・





木曜日の仏像(パーンサッマティッ)

オレンジ(守護色)・西(守護方角)

仏像の姿は、右手が上で、左手を下に置き、胡坐をかいている姿です。

<姿の意味>
   仏陀が悪い物に勝利して、自らの力の回復を待ち、
勝利の感覚を味わっているところです。


木曜日の仏像(パーンサッマティッ)



金曜日の仏像(パンランプン)

青(守護色)・北(守護方角)

仏像の姿は、胸元で左手の上に右手を置いて立っています。
仏法と伝道について瞑想している姿です。

<姿の意味>
仏陀は、蓮の花を例に用いて人間の煩悩について説きました。
その説法をしている時の姿です。


金曜日の仏像(パンランプン)



土曜日の仏像(パーンナーブロッ)

紫(守護色)・南西(守護方角)

仏像の姿は、右手のひらを上にして、左手をその下に置いて
座禅をしています。頭上には7本の頭を持つ蛇(ナーガ)がいて、
それに保護されています。

<姿の意味>
    仏陀が瞑想している時に、雨が7日間降り続きました。
その時、大蛇が地中から現れて、仏陀の身体に巻き付き、
頭の上で口を開き、仏陀に雨が当たらないようにしました。
また、寒さや害虫からも仏陀を守りました。
その後、雨が止むとブッタの身体から離れ、人の子供になって
生まれ変わったと云うことです。

土曜日の仏像(パーンナーブロッ)


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