渋滞知らずの船旅『チャオプラヤー川の船窓』
もし旅行中お時間があるなら、BTSサパーンタクシン駅の下にある
サートーン船着き場から『母なる河』チャオプラヤー川を、
船で移動してみてはいかがでしょうか。
チャオプラヤー川は、バンコクの北側にあるナコンサワン県から始まり、
タイ湾に流れ込む全長372kmの、タイを代表する河川です。
定期船・貨物船・観光船・渡し船・ホテル船・貸し切り船などなど、
数多くの船が行き交っていて、昔ここが『東洋のベニス』と
呼ばれたのも頷けます。そして今でも、この川は大切な『道』になっています。
船から見るバンコクは、また違った面を見せてくれます。
岸辺にはオリエンタルやシェラトンなど数多くの最高級ホテルや、
コンドミニアムが建っています。その堂々とした姿は、
船から見ているだけでも圧巻です。ワットアルンを始めとする寺院群は
荘厳な佇まいです。
船着き場では、学生・子供を連れたお母さん・お坊さん・サラリーマンなどが
次々と乗り降りしていて、船が大切な市民の足になっているのが分かります。
船に乗って、観光客があまり来ない北側まで行くと、川で洗濯したり、
子供達が泳いでいたり、釣りしてたりと、そこには飾らない普段の生活があります。
まずは、クルン・トンブリー(Krung Thon Buri)駅へ。
BTSでチャオプラヤー川を渡るのは、感慨があります。
観光客が主に利用する定期便チャオプラヤー・エクスプレスは、
全部で5種類あります。それぞれは旗で色分けされていて、
急行のオレンジ・特急の黄色・超特急の青・各停の
旗なし・パーク・クレイット発着便の黄&緑といった具合です。
この中で、オレンジ旗の急行便が一番本数が多く、20の船着き場に
止まります。船着き場は全部で38あります。
料金については、船内で払います。
(一部船着き場では、船着き場に併設されているカウンターで払います)
運航時間は、6時〜19時の間で、約20分間隔です。
船が船着き場に着くと、係員がホイッスルを吹きますので、
そうしたら乗り降りの合図です。船がプラットホームから離れている事が
ありますので、足元には注意してくださいね。
思い付きでとある船着き場で降りて、付近を散策なんてしたら普段着の
タイに出会える事間違いなしです!
チャオプラヤー・エクスプレスの料金体系や詳しい航路は、
http://www.chaophrayaboat.co.thへどうぞ。
タイのツアー予約はこちらへ
バンコク旅行記トップページへ