『アユタヤを今も見守る3人の王』ワット・プラ・シー・サンペット
ワット・プラ・シー・サンペットは、1491年に建てられました。
元々この地にあった王宮を北側に移して、王室や国家の儀式の時に、
王の礼拝堂として使用されていました。
3人の歴代王(ラーマティボディ2世と、その兄と父)の骨が
納められたセイロン様式の3基のチェディ(骨塔)だけが残っています。
ここは、王室の守護寺院になっています。バンコクで言えば、
ワット・プラケオ(エメラルド寺院)に当たるものです。
ワット(寺)と呼ばれていますが、実際は僧侶はいません。
なのになぜ、ワットという名を使うかと言えば、
アユタヤ時代に王は神として崇められていたため、遺骨が納まる
この場所をワットと呼んでいます。
ここも他の寺院と同様に、1767年にビルマ軍により破壊されました。
当時16mあったという金で覆われた仏像も、金を奪われた後に、
跡形もなく壊されてしまいました。
今は、壊された後の瓦礫の山と化しています。とても痛々しい姿です。
ビルマの侵略の激しさを伝える、アユタヤでも最大級の寺院跡地となってます。
ここで、象に乗って外堀をぐるっと回る観光が出来ます。象に乗って、
ブラブラ観光するのも、タイならでは! ゾウの背中から見る景色も、
新鮮で綺麗ですよ〜
ちなみに、30分コースで、大体500バーツぐらいです。
またお時間がある方は、是非ライトアップした寺院を見てください。
闇に浮かび上がる姿は、とても幻想的ですよ!
開館時間は、7:00〜18:30です。ライトアップは、
19:00〜21:00の間になります。
休館日は特になく、入場料は30バーツになります。
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