1991年にユネスコの世界遺産に登録された、タイ中部に
位置する人口16万人の都市です。
チャオプラヤー・デルタに位置し、アユタヤ県はタイ米の一大生産地となってます。
また、かつて貿易で繁栄を極めたアユヤタ王朝の都が置かれた古都です。
当時日本・琉球などとも貿易をし、武官の最高位の官職を得た山田長政や、
1500人が暮らした日本人町が作られるなど、日本ととても関係の深い街でもあります。
そのアユタヤ王朝は、14世紀から18世紀にかけて栄え、
運河には無数の船が行き交う国際貿易都市でした。
当時のヨーロッパ人に「この黄金の都に比べれば、
ロンドンなどただの片田舎に過ぎない」と言わしめる程でした。
しかし、1767年隣国ビルマに戦争で敗れ、街や寺院は徹底的に
破壊されることになります。
その後、アユタヤは歴史の表舞台から姿を消すことになります。
この侵攻により、東西約7km、南北約4kmの四方を川に囲まれた水都に、
廃虚となった遺跡が数多く残され、今に至っています。
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