□■2010年3月30日■□
<協議再び物別れ、首相とタクシン派の2回目交渉>
タイの首都バンコクで反政府集会を続けるタクシン元首相派の
「反独裁民主同盟」幹部とアピシット首相は29日夜、
混乱の収拾に向けた2回目の交渉を行った。
アピシット首相は年末に下院を解散する日程を
新たに提示したが、早期解散・総選挙を求める元首相派は
受け入れを拒否。話し合いは再び物別れに終わった。
双方とも協議を継続する意思は示したが、
次回の日程を決めるには至らなかった。
アピシット首相は「経済回復を見届ける必要がある」などとして、
憲法改正と国民投票を行った上で年末に解散する日程案を提示。
その後、両者の間で解散時期をめぐるやりとりが続いたが、
合意できなかった。
(2010年3月30日 朝日新聞より)
<コメント>
両サイドの溝はなかなか埋まらないですね・・・
簡単に収拾するくらいならこうはなっていないですもんね。
資金的にも、いつまでもデモをやる余裕はタクシン派にはないので、
決裂ということになれば急先鋒化しかねないですね・・・
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