□■2009年6月27日■□
<タクシン氏派が大規模集会>
タイのタクシン元首相派組織「反独裁民主戦線」(UDD)は27日、
バンコク中心部で大規模な集会を開催し、アピシット首相の辞任や下院の解散、
総選挙を求めた。タクシン派の大規模集会は、同派の抗議行動が
暴徒化して治安部隊と衝突した4月以降初めて。
政府は多数の警官や治安部隊を動員し、集会の警備に当たっている。
集会は王宮前広場で開かれ、赤シャツ姿のタクシン派1万人以上が集結。
28日朝まで続き、海外逃亡中のタクシン氏も衛星電話を通じて演説する予定だ。
4月の抗議行動の暴徒化で一般国民はタクシン氏への反感を強め、
UDDの活動は下火になっている。
しかしタクシン氏は下院補欠選の自派候補応援の電話演説で、
「危機的な国内情勢を解決するため、早期に帰国したい」と訴えるなど、
依然帰国・復権の望みを捨てていない。
(6/27 ヤフーニュースより)
最近行われた地方補欠選挙で、タクシン派の流れを汲む候補が、
与党支持の候補者を圧倒して当選しました。
依然タクシン氏の地方での影響力は絶大です。
タクシン氏の動きが、今後タイ政局の波乱になる事は間違いないようです。
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