スワンナプーム国際空港は、都心から東方へ約25キロの場所に、
2006年9月、見切り発車的に開港しました。
『スワンナプーム』は『黄金の土地』という意味で、
プミポン国王により名付けられました。
まだまだ発展途上の空港も、将来は滑走路4本を抱える世界でも
最大級の巨大空港になる予定です。
計画では、今年中に鉄道アクセスも完成する予定ですが、
タイというお国柄、予定が大幅に遅れそうです・・・
開港当初から不備が指摘されていますが、トイレや案内板の増設など
所々改善が見られるようになってきました。
旅客ターミナルビルは、大きく分けて中央ターミナルと、
放射線状に伸びる発着コンコースから成ってます。
発着コンコースは、AからGの7通りに分かれており、
そのうちAとBは国内線、CからGは国際線となってます。
経験上、タイ語が分からないという点から空港で入国まで
ちゃんと一人で迷わず行けるかとても不安だったため、
ガイドを作ることを決めました。
では、下記の入国までの道のりへ!
『到着から入国まで』
さあ、スワンナプーム国際空港に無事に到着しました。(写真・@)
新空港では、到着階は2階になります。
日本線の多くは、ゲートから直接旅客ビルに入りますが、
飛行機が沖に止まり、駐機スポットからシャトルバスで、
旅客ターミナルビルに移動する場合もあります。
機内を出て、ガラス張りのボーディングブリッジを渡り、
コンコースへ。(写真A・B・C)
長い長いコンコースを、歩く歩道に乗って移動します。
シャトルがないのが不満です・・・(写真D・E)
コンコースの途中に喫煙室があるので、タバコを吸う方はここで。
数が多くないので、見つけたら次を待たずに、入った方が良いですよ。
部屋は非常に狭く、換気も良くないためか、空気が白く濁っちゃってます。
何とも窮屈そうです・・・(写真F)
そろそろ中央ターミナルビルに到着です。
イミグレーションへはあとちょっと!(写真G)
チェンマイなどの国内線に乗り継ぐ方は、この看板に従って行きます。(写真H)
そうすると、乗り継ぎ専用カウンターがありますので、
そこから国内線コンコースへ入っていきます。(写真I)
国際線乗り継ぎの方は、国内線乗り継ぎカウンターの横に、
国際線乗り継ぎ専用カウンターがあります。(写真J)
やっとイミグレに到着です。(写真K)
入り口の横には、巨大なヤック(鬼)が出迎えてくれます。(写真L)
到着便ラッシュの夕方から夜にかけては、かなりの混雑になる事があります。
入管職員の中には、のんびりとした人が多く、かなり時間がかかることも・・・
早く出たい気持ちを抑え、ここは我慢です。(写真M・N)
イミグレを通過したら、荷物を受け取ります。
ここもかなり広いので、自分の便の荷物はどこから出てくるのかを、
しっかり電光掲示板で確認してから移動してください。
1〜6のターンテーブルは国内線専用で、7以降は国際線になります。(写真O)
このフロアーと出口に、タイ空港公団(AOT)が運営する
公式エアポート・リムジンのカウンターがあります。
リムジンを使いたい方はこちらで。
市内まで1000〜1500、パタヤまでは2600バーツです。
車種によって値段は変わってきます。(写真P)
荷物を受け取ったら、BとCのいずれかの出口から出ることになります。
ちなみに国内線はA出口から出ます。
税関への申告がある方は赤、ない方は緑のゲートを通過します。
税関職員は、無作為に旅行者を選んで、持ち物チェックをしています。
ロビーには、両替・インフォメーション・ツアー・ホテル予約カウンターや、
携帯電話のレンタルショップ、ツーリストポリスなど
旅行の手助をしてくれるコーナーが沢山並んでいます。(写真Q)
これから、それぞれの目的地に向かうわけですが、
その手段として、ここではメータータクシーとバスについて書きます。